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【群馬「正論」】中山恭子氏講演「国家が国民を救う文言がない現行憲法」 「北に罪の意識なし。拉致被害者は獲物」

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【群馬「正論」】
中山恭子氏講演「国家が国民を救う文言がない現行憲法」 「北に罪の意識なし。拉致被害者は獲物」

拉致事件に関する映像を示しながら憲法の問題点を指摘する中山恭子氏=11日、前橋市日吉町の前橋商工会議所会館(橋爪一彦撮影) 拉致事件に関する映像を示しながら憲法の問題点を指摘する中山恭子氏=11日、前橋市日吉町の前橋商工会議所会館(橋爪一彦撮影)

 その上で、中山氏は「そうした全てのことで引っかかってくるのが憲法で、すべてが憲法に行き着いてしまう」として、国家が国民を救うという文言がない現行憲法の問題点を指摘。「現行憲法では日本が独自で日本国民を救出することは許されない」とした。

 「価値はない」と評された現憲法

 中山氏は日本国憲法について、「日本に力を持たせない」との考えに基づき戦後、連合国軍総司令部(GHQ)が厳しい言論統制と公職追放を並行させながら、「極東委員会(日本の占領管理についての連合国の最高政策決定機関)の了解がなければ一字一句変えられない中で成立した」。憲法発布を当時、米国のクリスチャン・サイエンス・モニター紙は「各条項には日本の現実から生まれた思想は一つもなく、価値はない」と報じ、米メリーランド大のマックネリー教授は憲法前文を「米国などの歴史的文章のパッチワーク」と指摘。中山氏はGHQ民政局職員が憲法学者不在の中、日本の図書館でかき集めた文献から1週間で作ったとし「大変な作業とは思うが、今で言えばコピペ憲法、盗作といえる内容」とした。

 前文の中でも有名な第3パラグラフ「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」を最も厄介とし、「日本国は自ら国や国民を守ることはいたしませんと前文で宣言したに等しい」と指摘した。

 マッカーサーの極論を受け入れた日本人

 これに関連し、中山氏は昭和21年に作成された「マッカーサーノート」を紹介。「天皇を国家元首の地位にあると認めたのはいいが、国家の主権としての戦争は廃止されるとし、紛争解決手段としてだけでなく、自国の安全を維持する手段としての戦争も放棄するとした。これが9条につながり、(ノートでは)『日本はその防衛を今や世界を動かしつつある崇高な理想に信頼する』という変な日本語で表し、『日本が陸海空軍を保持することは将来ともになく日本に交戦権が与えられることもない』とした」

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