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【群馬「正論」】中山恭子氏講演「国家が国民を救う文言がない現行憲法」 「北に罪の意識なし。拉致被害者は獲物」

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【群馬「正論」】
中山恭子氏講演「国家が国民を救う文言がない現行憲法」 「北に罪の意識なし。拉致被害者は獲物」

拉致事件に関する映像を示しながら憲法の問題点を指摘する中山恭子氏=11日、前橋市日吉町の前橋商工会議所会館(橋爪一彦撮影) 拉致事件に関する映像を示しながら憲法の問題点を指摘する中山恭子氏=11日、前橋市日吉町の前橋商工会議所会館(橋爪一彦撮影)

 被害者の意向を力でねじ伏せる北朝鮮。中山氏は平成16年、拉致被害者の家族を連れ戻した小泉第2訪朝の際の逸話を紹介した。小泉首相は、曽我ひとみさんの夫、ジェンキンス氏と娘の2人に日本に帰ろうと1時間にわたって説得したが、2人は「日本に行くとは言わなかった」。北朝鮮も「帰りたくないと言っている」と伝えた。その後、ジャカルタで北の指導員と切り離し1週間ほどホテルで2人と過ごした際、ついにジェンキンス氏は「家族と一緒に日本に行きたい」と言った。中山氏が「なぜ日本の総理に、そう言わなかったのか」と尋ねると、ジェンキンス氏はにらみ返して言った。

 「北朝鮮で、指導員がいる前で『日本に行きたい』などと言えるはずがないだろう。小泉首相は一緒の便で帰国すると言ったが、飛行場には別ルートで向かうことになり、その途上で全員殺されていただろう。なぜ、あなたに、それが分からないのか」

 初めて「国家」が登場した舞台裏

 中山氏は14年に拉致被害者5人が帰国した際、北朝鮮に戻さないとの理由を「5人が残りたいと言っているから残す」という主張に対し、「日本という国家が被害にあった5人を日本にとどめるという方針として出すようお願いした」。日本が「国家」という言葉を初めて公式に使った場面で、「女が国家という言葉を使った、何事かという非難が殺到した。これが当時の日本の状況だった」。

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