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「おひとりさま」生前に自分の葬儀を自分で予約 「早割」も エンディングも自己責任

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「おひとりさま」生前に自分の葬儀を自分で予約 「早割」も エンディングも自己責任

生涯未婚率の推移 生涯未婚率の推移

5万人以上が申し込み

 オンラインの葬儀仲介では取扱件数が最大の「小さなお葬式」は、8月、葬儀の「早割」のサービスを拡充した。

 「早割」は、あらかじめ500円のチケットを購入しておくと同社を通じた葬儀の料金が割り引かれるサービス。こちらも葬儀の事前予約商品だ。

 2014年からチケットを販売。これまでに5万枚以上の申し込みの実績がある。3年30日の有効期限があったが、これをなくし無期限で使えるようにした。

 たとえば、通夜・告別式を行い参列者を迎える「小さな家族葬」(49万3千円)というコースを利用する場合、チケット購入30日以降は1万5千円、1年後からは3万円、2年後からは5万円安くなる。早く申し込むほど安くなるサービスだ。

家族の負担軽減

 これらサービスのメリットは、残された遺族の負担が軽減されるということ。葬儀のプランも身内だけ、またはごく親しい友人らが参列する小規模なものである点でも共通している。

 「小さなお葬式」を運営するIT企業「ユニクエスト・オンライン」(大阪市西区)広報、立本梨紗さんは「高齢化で、会社勤めなどを終えてから長い時間がたち、呼ぶべきかつての同僚や友人がいない人が増えている」と説明する。

 立本さんによれば、ユニクエスト・オンラインが2016年度に仲介した葬儀は3万5千件。前年度より1万1千件増と伸び続けているという。(文化部 櫛田寿宏)

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