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【衝撃事件の核心】事件から13年 なぜ捜査線は動いた 茨城女子大生殺害は偶発的犯行か 見えぬ全容

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【衝撃事件の核心】
事件から13年 なぜ捜査線は動いた 茨城女子大生殺害は偶発的犯行か 見えぬ全容

ランパノ・ジェリコ・モリ被告(フェイスブックから) ランパノ・ジェリコ・モリ被告(フェイスブックから)

 県警はランパノ容疑者を重要人物として、本格捜査を開始。そしてついに、最新の科学捜査がその見立てを決定的なものにした。原田さんの遺体に付着していた複数の男のDNA型が、ランパノ容疑者らのものと一致。これが決め手となり、県警は今月2日、殺人と強姦致死の容疑で、ランパノ容疑者を逮捕した。「容疑者の特定に時間がかかったが、ようやくたどり着いた。安堵している」。逮捕の一報を受け、元捜査幹部の一人はそう打ち明けた。

「優しい父親」の裏の顔

 関係者によると、ランパノ容疑者は事件後、出入国を繰り返し、7年ほど前に家族で岐阜県瑞穂市に移り住んできたという。平日は自宅近くの自動車部品メーカーの工場で勤務し、部品洗浄などの仕事に従事。休日にはフィリピン人の妻や3人の子供らとバーベキューをするなど、「優しいお父さん」という印象を持っていた隣人も多かったという。

 一方、元同僚の女性はランパノ容疑者について「短気ですぐ怒る。彼のせいで退職に追い込まれた人もいた」と証言、攻撃的な“裏の顔”があることを明かした。

 「仲間と遊んでいるときに(原田さんを)見かけて犯行に及んだ」

 そう話し、容疑をおおむね認めているというランパノ容疑者。これまでの捜査では、2人の間に面識はなかったとみられているが、原田さんを襲ったのは、本当に偶然だったのか。3人は、どのように犯行に及んだのか。

 真相を知る共犯者2人は今も逃亡を続けている。13年を経て動き出した事件の全容はまだ、明らかになっていない。

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