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【水内茂幸の野党ウオッチ】クモの糸は欲しいけど…共産党切るのか共闘か どちらでも混乱・民進試される前原誠司代表

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【水内茂幸の野党ウオッチ】
クモの糸は欲しいけど…共産党切るのか共闘か どちらでも混乱・民進試される前原誠司代表

新執行部のあいさつ回りで共産党を訪れ、志位和夫委員長(右)と握手を交わす民進党の前原誠司代表。このときはがっちり握手したが…=9月8日、国会内(斎藤良雄撮影) 新執行部のあいさつ回りで共産党を訪れ、志位和夫委員長(右)と握手を交わす民進党の前原誠司代表。このときはがっちり握手したが…=9月8日、国会内(斎藤良雄撮影)

 「沖縄問題」といっても、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)問題は、旧民主党の鳩山由紀夫政権が迷走の末、名護市辺野古移設に回帰したはずで、民進党も日米合意の順守を求める立場のはずだ。TPP交渉への参加は菅直人政権が発案し、野田佳彦政権が交渉参加に向けた協議入りを決断している。一度は政権を担って理想と現実のはざまに悩み、現実的な政策を学んだ経験はどこへ行ったのだろうか。

 もちろん共産党は前原氏の軌道修正を首を長くして待っている。

 共産党の志位和夫委員長(63)は18日の記者会見で、政権選択選挙の衆院選で政党間で理念や政策が違っていても「共闘は可能だ」と断言した。

 志位氏は「理念政策が違っても、国民の望む当面の一致点で力を合わせる。相互に尊重しあい、違いを持込まない。違いを探すより一致点を探せばたくさん一致点ができる」と力説した。その一例として、党綱領に掲げる日米安保条約の廃棄について「野党共闘に立場は持ち込まない」とも語った。

 共産党は党員の高齢化に伴う党勢衰退に悩んでいたが、昨年野党共闘に乗りだして以降、7月の東京都議選で議席を増やすなど、明らかに盛り返していた。共産党にとっては、ここで共闘路線を修正させるわけにはいかないのだ。

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