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【野口裕之の軍事情勢】「同意なしに軍事行動できない」と文在寅大統領が主張しても米国は北朝鮮急襲を敢行する!

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【野口裕之の軍事情勢】
「同意なしに軍事行動できない」と文在寅大統領が主張しても米国は北朝鮮急襲を敢行する!

7月30日、グアム・アンダーセン米空軍基地所属のB1戦略爆撃機が朝鮮半島や日本周辺で韓国軍や日本の航空自衛隊と共同訓練を実施した(ロイター) 7月30日、グアム・アンダーセン米空軍基地所属のB1戦略爆撃機が朝鮮半島や日本周辺で韓国軍や日本の航空自衛隊と共同訓練を実施した(ロイター)

戦時作戦統制権でも迎撃ミサイル配備でも、あっちへフラフラ&こっちへフラフラ

 この時、米国は返還延期の交換条件として、韓国への最新鋭地上配備型高高度ミサイル迎撃システム(THAAD)配備を突き付けた。

 THAADは6基の発射台と48発のミサイルなどで構成され、北朝鮮・朝鮮人民軍の短・中距離弾道ミサイルを迎撃する切り札だと期待される。韓国民だけでなく在韓米軍も防御するTHAAD配備を譲らない米国の姿勢は至極当然だ。だから、韓国の安全保障史上、THAAD配備は戦時作戦統制権の問題と表裏一体を成してきた。

 筆者には、「戦時作戦統制権を韓国軍に譲れば、軍事上の拙策が急増しよう。せめてTHAAD配備で在韓米軍の安全を担保したい」との、米国防総省の本音が漏れ伝わってくる。

 だが、予想通り、韓国は韓国であった。《事大主義》の悪癖が発症し、米国と中国を天秤にかけ、のらりくらりと曖昧な態度を取り続けたのである。事大主義とは《小が自らの信念を封じ、大=支配的勢力に事(つか)え、自己保身・生存へと流されていく外交姿勢》などを意味する。説明しよう。

 中国はTHAADを構成するXバンドレーダーの韓国配備に猛烈に反対している。射撃管制モードの探知距離は500キロで北朝鮮の中~南部をカバーする程度だが、捜索モードに徹すれば1000キロを超え、北京・天津の手前まで覗ける。しかも、在日米軍が青森県車力と京都府京丹後に置くXバンドレーダーと同型で、データリンクで連結され、互いをカバーし合える優れモノだ。

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