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【ニュースの深層】ひきこもり女性が「女子会」!? 彼女たちはナゼ集まるのか

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【ニュースの深層】
ひきこもり女性が「女子会」!? 彼女たちはナゼ集まるのか

男性がいない場で、安心して気持ちを分かち合う=(一部画像処理しています)(油原聡子撮影) 男性がいない場で、安心して気持ちを分かち合う=(一部画像処理しています)(油原聡子撮影)

 だが、「ひきこもる女性たち」(ベスト新書)などの著書がある、ジャーナリストの池上正樹さんは「行政の調査では、家事や育児をしている場合は定義から外されてしまい、ひきこもりの女性の存在は可視化されていない」と指摘する。つまり、実際にはもっと多いはずだと言うのだ。

 そうした中、2015年秋、UX会議は男女共同参画センター横浜南と共同で、ひきこもりの人たちを対象にメークやファッションコーディネートを学べるイベントを開催した。4回で80人が参加したが、9割が女性だった。

 その結果を受けて昨年6月、UX会議が女性に限定した女子会を初めて東京都内で開いた。その後、京都や大阪、横浜でも開いた。毎回50人前後が参加し、多いときは80人を超えた。

 「女性だけで集まりたいというニーズが、これほどあるとは思いませんでした。DV(家庭内暴力)やいじめ、性被害などが原因でひきこもりになった女性は男性が苦手だったり、怖いと思ったりする。そういう女性が思ったよりも多い印象です」とUX会議の林恭子代表理事は明かす。

抜け出すきっかけは?

 UX会議の恩田夏絵代表理事は「ひきこもりになると社会経験が欠け、人間関係をどう構築するか分からないまま孤立することになる。その結果、リハビリすらできず過酷な状況に追い込まれる例もある」と指摘する。

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