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【プロが指南 就活の極意】問われる社会人になってから「自分が本当にやりたいことは何か」

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【プロが指南 就活の極意】
問われる社会人になってから「自分が本当にやりたいことは何か」

リクルートスーツを着て就職活動を行う女性ら=大阪市中央区 リクルートスーツを着て就職活動を行う女性ら=大阪市中央区

 1つ目、それは「最初は具体的で明確である必要はない」ということです。

 内定者である先輩のお話やOB・OG訪問をすると「やりたいこと」が明確で具体的に話してくれることが多いです。具体的で明確な回答は説得力があり、かっこよく聞こえるため、「自分も具体的で明確にしないといけない」と思い込んでしまう学生が多いようです。そのため、無意識のうちに曖昧に思っていたことを排除してしまうのです。

 準備の段階では具体的で明確である必要はありません。曖昧に思っていることを否定して無理矢理に押さえ込もうとすると、先に進まなくなってしまい考えるのをやめてしまいます。曖昧でも自分自身でしっかり認識することができれば、その答えを軸に次に発展して考えることが可能になります。

 2つ目、それは「現実的である必要はない」ということです。

 子供のころ、スポーツ選手になりたい、お医者さんになりたいなどと、多くの人が漠然と描いていたやりたいことがあったことだと思います。しかし、周囲から「そんなのムリ」「現実的じゃない」と言われてしまい、また自分でもそう思い始めて、いつの間にか諦めてしまいます。就職活動においても「自分には無理」と最初から諦めているケースが多いです。

 このように本来であれば簡単に見つけられる答えを、自ら排除することで余計に難しくしてしまっているのです。「現実的ではないからムリ」という思い込みを「現実的でなくても自分はこれがやりたい」と認めることで、やりたいことを探すことができます。

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