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【野党ウオッチ】盛り上がらないまま告示 民進代表選で争点に浮かぶ3つの「K」とは? 党最後の論戦の始まりか

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【野党ウオッチ】
盛り上がらないまま告示 民進代表選で争点に浮かぶ3つの「K」とは? 党最後の論戦の始まりか

民進党代表選に向け、選挙事務所開きを行った前原誠司元外相=8月16日午後、東京都千代田区(飯田英男撮影) 民進党代表選に向け、選挙事務所開きを行った前原誠司元外相=8月16日午後、東京都千代田区(飯田英男撮影)

 首相に反対するのはいいが、それに変わる代案はまとめられるのか。民進党の党勢が低迷するのは、国の根幹である外交や安全保障政策がわかりにくいことだ。北朝鮮から弾道ミサイルが飛んでくるかもしれないと各地で避難訓練まで行われるご時世に「反対」だけでは通用しない。

共産党

 前原氏が共産党を「シロアリ」呼ばわりしたのは有名だ。共産党が伝統的に強い京都府を地盤とし、20年以上も死闘を繰り広げ、党内で誰よりも「共産アレルギー」が強い。27年には「共産党の本質はよく分かっているつもりだ。シロアリみたいなものだ。ここと協力をしたら土台が崩れる」と言い切っている。

 前原氏のような意見は、真剣に政権交代を目指そうと考える民進党議員なら少なからず抱く懸念だ。共産党は党綱領に「日米安全保障条約の廃棄」「自衛隊の解消」などを掲げており、民進党の基本政策とは根源的に違う。

 これまでの民進党執行部は、政策の異なる共産党と一緒に政権を目指すつもりはないとしてきたが、次期衆院選での候補者調整は進める考えを示してきた。当選者が1人の小選挙区制で自民党に勝つためには、野党候補の一本化が不可欠という考えからで「候補の相互推薦や支援はせずにケジメを付け、民進候補に共産票だけを上乗せしたい」というのが本音だろう。

 ただし、有権者側の視点でみれば、選挙区に1人しかいない野党統一候補に共産党の影をみるのは明らかだ。特に共産党は7月の東京都議選の躍進などで勢いが増しており、野党共闘にあたっては共通政策作りなどの要求をエスカレートさせるのは間違いない。

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