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【衝撃事件の核心】いじめを認めない取手市教委を翻意させた両親の調査…中3女子生徒を追いつめた「陰湿」ないじめとは?

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【衝撃事件の核心】
いじめを認めない取手市教委を翻意させた両親の調査…中3女子生徒を追いつめた「陰湿」ないじめとは?

中島菜保子さん(両親提供) 中島菜保子さん(両親提供)

 「いくらかかるんだろう」「もっと早く教室に帰っていれば」「(●●先生(非常勤講師)によって)やっちゃったことになっている」「いろいろ言われた」「うちは本当は関わっていないのに」(同級生らから聞き取った両親のメモより)

 篠突く雨の中をずぶ濡れになって帰宅した中島さんはしゃくり上げながら「私は悪くないのに」「ガラスを弁償しないといけないかも…」「もっと嫌がらせされる」と矢継ぎ早に言葉を吐いた。

 「何をどうしたの? この時間まで何してたの」と母の淳子さんが聞くと「A子がガラスを割って、菜保子は関係ない、知らないけど…」と答えた。

 家にいた淳子さんは事態が把握できず、中学校に電話した。

 ここから先はすべて中島さんの母、淳子さんの話だ。

 「娘が帰宅して、ガラスがどうのこうのと言っていて、話が分からないんでお電話したんです」

 T教諭(担任)「今日、お友達と3人で壁ドンゲームをしていて、菜保子さんではないが、お友達がガラスを割った。割ったこともよくないが、その後の態度が悪かった。逃げようとした。3人のうち、2人が逃げようとした」

 「ガラスが割れたとき、学年主任が私に『逃げるような態度を中島ともう一人が取った』と言って、私に引き継がれた」

 「こうなった(ガラスが割れた)ことは、元に戻さないといけないよね、と菜保子さんに言いました」

 「菜保子さんは何と言っていますか」

 中島さん母「泣いています。関係ない、知らないって言っています」

 T教諭「泣いているということは本人も反省しているということです」「教頭先生からお話があった。ガラスを片付けて帰らせた」

 その日はピアノのレッスンの日だった。あまり時間に余裕もなく、淳子さんの運転で、つくば市にあるピアノ教室まで車で送った。車中ではいつもは連れて行かない愛犬を傍らに抱いて一言も話さなかった。いつもはする、好きなCDに合わせて歌うこともこの日はしなかった。

 「明日2人(A子さん、C子さん)からにらまれる」

 レッスンから帰った中島さんがぽつりと「学校に行きたくない」と漏らした。それまで一度もそういうネガティブなことは言わない娘だった。その言葉が最期の言葉になってしまった。

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