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【衝撃事件の核心】タイ旅行に借金返済…成田空港警備担当役員はこうして収賄に手を染めた

 元役員は既にNAAを退職し、子会社の社長に就任している。NAAの聞き取りに2人は「旅行は越川容疑者とではなく、父親と行くものだと思っていた。越川容疑者が出入り業者とは知らなかった。旅行費用は支払った」と説明。不正を否定しているが、説明からは「成田」の事情が広く浸透していたことをうかがわせる。また、費用が実際に支払われたかどうかも確認されていない。

 「栗田容疑者が受けていたという接待ゴルフなら4人で回るのが一般的だ。社内には『ほかにも業者から接待を受けた職員がいたのでは』という噂も出ている」とNAA関係者は話す。

問われる自浄作用

 栗田容疑者の逮捕を受け、NAAは再発防止委員会を設置。委員長を務める夏目誠社長は、19日に東京・丸の内で開いた初会合の冒頭、「制度を悪用する企図が働かないようにし、会社としての企業風土、文化までメスを入れていきたい」と決意を語った。

 ただ、NAAによると、議題は栗田容疑者が不正に手を染めた原因究明と再発防止策の検討が中心で、他職員に癒着があったかには焦点が当てられていない。

 さらに委員会のメンバーも、夏目社長のほか、顧問弁護士や現役役員が名を連ね、外部からの参加は弁護士1人にとどまっている。「お手盛りとも言える委員会でNAA内部の“闇”に迫れるのか」。関係者はNAAの自浄作用を注視している。

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