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【衝撃事件の核心】タイ旅行に借金返済…成田空港警備担当役員はこうして収賄に手を染めた

 関係者によると、栗田容疑者は過去の離婚トラブルなどから数千万円に上る住宅ローンやカードローンを抱え、資金繰りに困窮。「返済が滞ると栗田容疑者は自分から金額を指定して現金を要求し、受け取るとすぐに返済に充てていた」(関係者)。NAAの同僚からも借金するなど、役員でありながら内情は火の車だったという。

 越川容疑者は、自身や同容疑で逮捕された妻の美奈子容疑者(46)が経営する複数の会社で、NAAの業務を受注。さらに越川容疑者は知人の会社の名義を使い、迂回(うかい)受注する工作も行っていたという。「同じ会社が連続して受注することで、癒着関係が発覚することを免れるためだろう」と関係者は指摘する。

空港がつないだ人脈

 贈賄側と収賄側との接点には、「成田」特有の事情も絡んでいる。

 関係者によると、越川容疑者は平成22年、父親が創業した千葉県多古町の運送会社を引き継いだ。父親は同町議会の元議長で、NAAにとっては成田空港に対する多古町の意見をまとめる「地元対策」の重要人物だった。

 この父親の下に頻繁に通っていたNAA職員の1人が栗田容疑者で、息子の越川容疑者とも顔見知りになっていたとみられる。「栗田容疑者だけでなく、複数の職員が越川容疑者と面識があった」とNAA関係者は打ち明ける。

 実際、NAAによると、栗田容疑者が越川容疑者とともに27年9月にタイへの接待旅行に出掛けた際は、元役員2人も同行していたという。

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