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【落語は「笑点」だけにあらず】立川志らくも認めるフラがあって、どこか面白い立川志奄

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【落語は「笑点」だけにあらず】
立川志らくも認めるフラがあって、どこか面白い立川志奄

    立川志奄     立川志奄

 よく落語家は「フラがあって面白い」ということをいう。フラというのは、「芸人独特の何ともいえぬおかしみ」をいう。落語家への褒め言葉のひとつだ。

 立川志奄(しえん)(43)は、師匠の立川志らくをして、「妙に面白い。フラがある」と、言わしめた。確かに、どこかおかしい。そうはいっても、志奄は、その見た目とは違い、芯は一本通っていて、なかなかに頑固だ。

 そのフラについては「自身では分からない」と、志奄はいう。それが噺に生かされれば、売れるはずだ。師匠の志らくについては、「弟子にとってもらったわけで、後は、わたしの責任」と話す。

 落語家になったのは、立川談志が好きだったから。

 「たがが外れていたので、この世界に飛び込んでしまった」と、その言葉も面白い。立川談志に弟子入りしたかったが、すでに当時、弟子を取っていなかったことから、志奄の選択肢は志らくしかなかった。

 これまでの20年近くは「あっという間だった」と、入門からを振り返る。「いろいろあって」と、志らくの8番目の弟子で、らく八という前座名だった。二ツ目になって、志奄。昔から、この名前に決めていた。談志が二ツ目のときに柳家小ゑんを名乗っていた。その「ゑん」の音を貰った。なかなか正確に読んではくれない。なかには「しあま」と、読んだ人もいた。

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