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【高橋昌之のとっておき・特別編】支持率急落の安倍晋三首相に今贈りたい言葉「是非に及ばず」 愚直に国民目線で政権を運営することに尽きる

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【高橋昌之のとっておき・特別編】
支持率急落の安倍晋三首相に今贈りたい言葉「是非に及ばず」 愚直に国民目線で政権を運営することに尽きる

「是非に及ばず」の境地が求められている安倍晋三首相(代表撮影) 「是非に及ばず」の境地が求められている安倍晋三首相(代表撮影)

 稲田朋美防衛相の数ある失言や、現在問題となっている南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の日報問題は、突き詰めれば安倍首相が稲田氏を重用しすぎたことに要因があります。まだ当選4回で決して防衛政策に通じていたわけではない稲田氏を、いきなり防衛相に任命したことは、適材適所という人事の原則から外れています。私はこれまでに更迭する局面はあったと思いますが、それができなかったのは安倍首相として猛省すべき点です。

 安倍首相は平成18年から19年にかけての第1次政権で「お友達内閣」と批判されました。親しく気心が知れた人物を使った方が政権運営は楽かもしれませんが、イエスマンばかりでは自分の過ちに気付かず、えてして傲慢になってしまいます。

 8月3日を軸に調整されている内閣改造でも、私は一気に支持率を回復することは難しいと思います。逆に顔ぶれによってはさらに支持率が下落する可能性もあります。ここは私心を排除して奇をてらうことなく適材適所という原則に徹するしかないでしょう。

 もうひとつの問題である自民党2回生の相次ぐ不祥事は、掘り下げればいくつも要因があると思いますが、「安倍一強」と言われてきた政治情勢による自民党内の緩みが背景にあると思います。しかし、その政治情勢が崩れた以上、第2次安倍政権発足以降のように、国政選挙で自民党が勝利できるとは限りません。とくに地盤の弱い若手議員にとっては厳しい選挙になります。これを機にもう一度党内の教育体制を見直してはどうでしょうか。

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