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【デビュー35周年】原田知世が今だから語る代表曲「時をかける少女」をめぐる真実

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【デビュー35周年】
原田知世が今だから語る代表曲「時をかける少女」をめぐる真実

デビュー35周年を迎え、7月5日にセルフカバーアルバム「音楽と私」を発売する原田知世(飯田英男撮影) デビュー35周年を迎え、7月5日にセルフカバーアルバム「音楽と私」を発売する原田知世(飯田英男撮影)

35年でさらに生まれ変わり、まさに「時をかける」代表曲

 7月5日発売の記念盤では、また編曲を変えた。音程を原曲より少し下げ、弦楽器を加えて華やかに。疾走感あふれる録音に仕上がった。

 「弦楽器の音色から始まる新鮮な編曲により、代表曲が生まれ変わりました。切ない歌詞ですが、晴れやかな気持ちになれるような明るい編曲です。主旋律は原曲の世界観をすごく丁寧に守っているし、最高の仕上がりだと思います」

 自身のうたい方についての言葉は、第一線で活躍を続けている女優ならではだ。

 「歌詞の気持ちを込めすぎてしまうと、切なさが増してしまう。感情的にはならずに、あくまで声が心地良く響くように配慮しました」 

 記念盤には、ほかの代表曲も収められ、まさに35年の歩みがたどれる。大林監督がメガホンを取った1984年公開の映画「天国にいちばん近い島」の主題歌や、自身が作詞を手掛けた「ロマンス」(97年)も入れた。

 「1980年代は主に映画の役を通して曲が生まれていたのですが、90年代になると、音楽が自分自身を表現する場になった。自分のイメージを作るための曲や仕事仲間についても具体的に考えるようになりました」

 35周年の今年は、9月の京都公演を皮切りに広島や東京などを巡る記念ツアーを行う。

 「今年は応援してくれた皆さまにお返しをする1年にしようと思っています。歌声を各地に届けていきたい」

 穏やかな笑みを浮かべ、透明感のある声で、はっきりとこう宣言した。(文化部 竹中文)

 ●原田知世(はらだ・ともよ) 1967年長崎市出身。82年芸能界入りし、同年ドラマ「セーラー服と機関銃」に主演して女優デビュー。翌83年には「時をかける少女」(大林宣彦監督)で映画デビュー。薬師丸ひろ子、渡辺典子と並んで「角川三人娘」と呼ばれ、映画の主題歌もうたった。その後も「愛情物語」(84年)、「天国にいちばん近い島」(84年)、「早春物語」(85年)、「私をスキーに連れてって」(87年)、「彼女が水着にきがえたら」(89年)などに主演。

 一方の歌の活動も継続的に行い、シングルやアルバムを発売している。

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