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【仙台「正論」懇話会】加藤達也元ソウル支局長 「日本は危機の中にある」…講演要旨 

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【仙台「正論」懇話会】
加藤達也元ソウル支局長 「日本は危機の中にある」…講演要旨 

仙台「正論」懇話会の講演会で「韓国が譲歩しても、北朝鮮は譲歩しない」と説く加藤達也元ソウル支局長=15日、仙台市青葉区(千葉元撮影) 仙台「正論」懇話会の講演会で「韓国が譲歩しても、北朝鮮は譲歩しない」と説く加藤達也元ソウル支局長=15日、仙台市青葉区(千葉元撮影)

 さらに、韓国で正しい歴史認識を持っている人はいないのかという問いには「史実を厳密に見つめようとしている人はいる。しかし韓国が、日本統治時代に経済や公衆衛生の面で発展したという事実を体系的に書物にするのは非常に勇気の要る行為だ」とした上で、「韓国人自らが日本へのコンプレックス(劣等感)を正常化していかなければ、国の発展が阻害される」と言い切った。

 講演の要旨は次の通り。

 韓国の文在寅政権の誕生から約1カ月がたったが、衝撃を過小評価すべきでない。日本は危機の中にある。北朝鮮は核を搭載して日本を射程におさめる弾道ミサイルを持っているとみるべきで、技術的進歩は加速している。北朝鮮の脅威について、安倍晋三首相は「危機のレベルは新しい段階に入った」と言っている。

 こうした中、日本と韓国は安全保障上の戦略的利益を共有する必要がある。日韓は昨年11月、秘密情報の共有を可能とする「軍事情報包括保護協定」(GSOMIA)を締結した。北朝鮮の脅威の高まりから、情報交換が必要な局面を迎えているが、文政権になり、日本が必要とする情報が「人質」にされかねない懸念がある。

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