産経ニュース

【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】6000億円かけた豊洲を壊して更地にすると、小池百合子氏周辺から聞こえてきた 「都民ファースト」は都政へのチェック機能を果たせるのか

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】
6000億円かけた豊洲を壊して更地にすると、小池百合子氏周辺から聞こえてきた 「都民ファースト」は都政へのチェック機能を果たせるのか

櫻井よしこ氏 櫻井よしこ氏

 さて、過日の6月1日、小池氏は自民党を離党し、「都民ファーストの会」代表に就いた。同党への支持率が低迷する中、7月の東京都議会選挙での議席拡大を狙っているのは明らかだ。

 この小池氏の手法を元宮城県知事の浅野史郎氏は「不健全」だと、以下のように批判する。

 議院内閣制の国政では、国民が選んだ国会議員が首班指名によって総理大臣を決定する。他方、地方自治体は知事と地方議員を住民が直接選挙で選ぶ二元代表制である。地方自治体では知事と議会はおのおの独立した存在で、議会全体が健全野党として知事をチェックするのが本来の姿だ。

 この二元代表制の下で、ファーストの会は、小池都政へのチェック機能を果たし得るのか。同会は公約で、都政最大の関心事、築地市場の豊洲移転について、「知事の立場を尊重する」とうたっている。小池氏への白紙委任宣言である。都議一人一人は何万人もの有権者の代表のはずだ。重要な責務を担うべき政治家集団が、科学的に安全な豊洲市場への移転さえ自ら決断できず、小池氏に従うというのか。ファーストの候補者は自ら考えられないのか。

続きを読む

このニュースの写真

  • 6000億円かけた豊洲を壊して更地にすると、小池百合子氏周辺から聞こえてきた 「都民ファースト」は都政へのチェック機能を果たせるのか
  • 6000億円かけた豊洲を壊して更地にすると、小池百合子氏周辺から聞こえてきた 「都民ファースト」は都政へのチェック機能を果たせるのか

「ニュース」のランキング