産経ニュース

【ニュースの深層】離婚後の父が“復讐鬼”? 子供との「面会交流」で殺害の悲劇が止まらない

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【ニュースの深層】
離婚後の父が“復讐鬼”? 子供との「面会交流」で殺害の悲劇が止まらない

 長崎市では1月、女性(28)が、子供を元夫(30)に面会交流のため送り届けた後、殺害された。元夫も殺害後に首をつって自殺。長崎県警によると、両親は昨年離婚後、定期的に子供を面会させる取り決めを交わしていたという。

 こうした離婚後の面会の義務付けは、平成23年の民法改正が拍車をかけた。改正後の民法766条では、父母が協議離婚する際の「子の監護について必要な事項」の具体例として、「父または母と子との面会及びその他の交流」(面会交流)と「子の監護に要する費用の分担」(養育費の分担)を明示した。

 民法改正に伴い、家庭裁判所も交流の原則実施に舵を切る。東京家裁は昨年10月、別居している長女との面会交流に夫が応じないとして、1回の拒否につき100万円を妻に支払う命令を出した。

米国では年間70件の殺害

 超党派の国会議員は現在、離婚後の親子の面会を促す「親子断絶防止法案」の国会提出を目指している。法案は「子供の利益」を最優先に考え、夫婦が離婚後も適切な親子関係が維持されることが大切だという考えに基づいている。

続きを読む

「ニュース」のランキング