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【追跡・街の110番】埼玉・川口の“超少額ひったくり事件”の怪 被害額が100円って?

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【追跡・街の110番】
埼玉・川口の“超少額ひったくり事件”の怪 被害額が100円って?

 一連のひったくり事件の発生場所を見ると、市西部に集中している。前出の6件の被害は、川口市と同県蕨市との境界に当たる「芝地区」で発生している。

 川口署管内は、県内39の警察署の中で2番目に刑法犯認知件数の多い。市民らは日ごろから、警戒して現金を持ち歩かないようにしているとも考えられる。

 「この辺は街灯が少なくて暗いので怖い」と話すのは、芝地区の夜道を娘と歩いていた買い物帰りの40代女性。一連の事件を受け、女性は「不(ふ)審(しん)者が潜んでいないか気をつけたい」と緊張した様子で語った。

 ひったくりの多発を受け、川口市はホームページなどで市民らに注意を呼びかけている。

 同市は安全対策として、明るく人通りの多い道を通る▽バッグは車道の反対側に持つ▽イヤホンで音楽を聴いたりスマートフォンを操作するなどの「ながら歩行」をやめる-などを奨励している。

 少額被害を「不幸中の幸い」とみる向きもあるが、金額に関係なく、ひったくり行為は許されない。これ以上被害が拡大しないよう、事件の早期解決が期待される。

 一方、川口市の隣りの蕨市の路上で歩いて帰宅中の会社員の男性(25)に暴行を加え現金を奪ったとして、県警捜査1課と蕨、川口両署の合同捜査班は12日、強盗致傷の疑いで、川口市と戸田市の建設作業員の男2人組を逮捕した。蕨市と戸田、川口両市では4月下旬から5月上旬、同様の路上強盗事件が計3件あり、合同捜査班で関連を調べている。

 2人組は関与を認めており、こちらの連続強盗事件は一件落着かと思われたが、16日には戸田市で別の2人組の男による同様の路上強盗事件が発生。県警の必死の捜査も“焼け石に水”の状態だ。

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