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【国際情勢分析】韓国外交の金字塔「米韓FTA」をトランプ政権がバッサリ 打ち切り?再交渉?部分改訂?意図を勘ぐる

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【国際情勢分析】
韓国外交の金字塔「米韓FTA」をトランプ政権がバッサリ 打ち切り?再交渉?部分改訂?意図を勘ぐる

4月18日、ソウルの米商工会議所の会合に登壇したペンス米副大統領(AP) 4月18日、ソウルの米商工会議所の会合に登壇したペンス米副大統領(AP)

 韓国の中央日報(電子版=19日)によると、ペンス発言を受け、韓国政府はすぐに発言内容の分析に乗り出した。

 ポイントは、ペンス氏が用いた「改める(reform)」という文言だ。これが「再交渉(renegotiate)」ではない上、大統領選中にトランプ氏が使った「改正(amend)」「修正(revise)といった単語とも異なることから、ペンス発言の意図が「必ずしも再協議」を意味せず、部分的な修正要求にとどまるとの見解を、政府の担当部局が持つに至ったという。

 米韓FTAは2007年に妥結し、貿易立国・韓国の経済外交を牽引(けんいん)した李明博(イ・ミョンバク)政権下の12年に発効した。韓国側は自動車の対米輸出で、米国側は農産物の対韓輸出で、それぞれ「実利」を得る内容だ。

 2000年代半ば以降、多国間協定ではなく、2国間のFTA交渉を加速させた韓国にとって、対米FTAの結実はいわば最大の成果だった。韓国と米国の政府関係者が、ともに高い水準の「黄金律」だと喧伝し、FTAで出遅れた日本などの先進工業国との国際競争を、優位に進められると誇っていた。

 それだけに、ペンス氏が突きつけたFTAへの不満の真意を、韓国政府が勘ぐるのも無理はない。

 だが、政府内で浮上する「部分的な改訂要求」との見立てに対しては、「安易な認識」をすべきではないと戒める見方も出ている。

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