産経ニュース

【教えて!goo】どうやってあそこまで… 高層ビルの屋上にあるクレーンの謎に迫ってみた!

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【教えて!goo】
どうやってあそこまで… 高層ビルの屋上にあるクレーンの謎に迫ってみた!

街を歩いていると、高層ビルやタワーマンションの屋上にそびえ立つクレーンの姿を見かけないか。あんな巨大なものをどうやってあの高さまで上げたのだろうと疑問に思う人や、そのクレーンがいつの間にか屋上から消えていたことに驚くなど、高層ビルの屋上に存在するクレーンは謎だらけである。「教えて!goo」に寄せられた「高層マンション建築時のクレーンについて」にも、同様の質問が投稿されているが、ほかのユーザーからの回答が正しいのかも気になるところだ。そこで、タワークレーンなどを産業機械分野で事業展開している北川鉄工所に屋上のクレーンについて聞いてみた。

クレーンが自分でよじ登る!?

まず、第1の謎「高層ビル屋上のクレーンはどうやって上げたのか」について聞いた。

「高層ビルを建てるために使うクレーンは、『タワークレーン』といいます。自ら昇降できる機能を持っているので、別名『クライミングクレーン』とも呼ばれます。昇降の仕方には2つの方式があります。1つ目はビルの内側に設置される方式、もう1つはビルの外側に設置される方式です。内側に設置されるのは『フロアクライミング』と呼ばれています。この方式では一旦クレーンを床に固定し、クレーン自ら支柱(マスト)を引き上げて上の階の床に支柱を固定し、その支柱を登っていきます。それを繰り返すことで上へ上へと登っていくのです。高層ビルの屋上で見かけるクレーンはこの方式で上がったものです」(北川鉄工所)

クレーンが自分でよじ登るのでクライミングクレーンと呼ばれるようだ。では、外側に設置する方式とはどのようなものなのだろう。

「こちらは『マストクライミング』と呼ばれており、フロアクライミングと同様に支柱を登っていきますが、支柱を継ぎ足しながら登っていくという点が異なります。ビルの側面を順次継ぎ足しながら登るので、当然上に行くほど支柱の自立が難しくなります。そのため、途中で建物と支柱をつなぐ補強材を入れて自立を保ちながら登っていきます」(北川鉄工所)

クレーンが上昇しているところを見る機会はそうそうないが、工事中のビルを見かけたら遠目からどのように上ったか想像してみても良いかもしれない。

続きを読む

「ニュース」のランキング