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【三井美奈の国際情報ファイル】ファーストレディー「公人」?「私人」?いえいえ「いりません」日本の議論尻目に西欧で広がる不要論

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【三井美奈の国際情報ファイル】
ファーストレディー「公人」?「私人」?いえいえ「いりません」日本の議論尻目に西欧で広がる不要論

フランスのオランド大統領(左)とトリルベレールさん=2013年5月(ロイター=共同) フランスのオランド大統領(左)とトリルベレールさん=2013年5月(ロイター=共同)

 学校法人「森友学園」をめぐる疑惑で、安倍晋三首相(62)の昭恵夫人(54)が渦中の人となり、「ファーストレディーは公人か私人か」の議論がかまびすしい。法的地位がはっきりしないものの、公務に出てくるファーストレディー。はたして、必要か?フランスでは3年前、「不要論」が盛り上がった。

 発端は、フランソワ・オランド大統領(62)の就任2年目(2014年)に起きた不倫騒動だった。女優との浮気現場を写真週刊誌で報じられ、当時48歳だったファーストレディーのバレリー・トリルベレールさんと離別した。オランド氏が「私生活のこと」と騒動封じ込めに努めたところ、それが「大統領の私生活の範囲はどこまでか」という論議に発展。バレリーさんに矛先が向いた。

 大統領より11歳下で、結婚していない事実婚のパートナー。雑誌記者を続けながらの「副業ファーストレディー」という異例の存在だった。取材を通じて下院議員だったオランド氏と恋仲になり、同氏の大統領就任後、一緒にエリゼ宮(大統領官邸)入りした。

 副業とはいえ、ファーストレディーとして、やる気満々。パリで日本行事にオランド氏とともに訪れた際、フランスで活躍する日本人デザイナー高田賢三さんのスカーフをまとって現れ、その気配りに感心した。大統領の外遊に積極的に同行し、訪日中は皇居で開かれた晩餐(ばんさん)会に出席した。

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