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【衝撃事件の核心】「妊娠している中国人がいるんだが…」で事件は始まった 日本国籍を取得する「偽装認知」が横行中

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【衝撃事件の核心】
「妊娠している中国人がいるんだが…」で事件は始まった 日本国籍を取得する「偽装認知」が横行中

 思いついたのは、26年11月に不法滞在が発覚し、入管難民法違反で国外退去処分を受けた中国籍の夫(27)との間に生まれた3歳の子供を悪用する手口。夫を通じてブローカーの男に“仕事”を持ち掛けていた。

5万円の報酬で父親役

 新宿署によると、女は生まれたばかりの子供を、ブローカーに紹介された日本人の男(54)に認知させた。そうして「日本人の子供」に成り済ました出生届を埼玉県三郷市役所に提出し、虚偽の戸籍を作成させたという。

 「女の狙いは子供が日本国籍を取得すれば『養育者』として在留資格を得る制度を利用することだった。不正の片棒を担ぐ『父親役』に選ばれた男は、ブローカーの仲間である建設業の下で働いていた従業員だった」(捜査幹部)

 新宿署によると、女は、ともに逮捕されたブローカーの男に「偽装認知」の報酬として約60万~70万円を支払ったという。

 しかし、「父親役」として逮捕された男が得た報酬はわずか5万円だった。

 男は調べに対し、「間違いありません」と容疑を認め、「小遣い稼ぎ程度にしか考えていなかった。今は反省している」と供述したという。

 「『父親役』の男は他にも数件の偽装結婚に加担したとも明かしている。いずれもブローカーの仲間である建設業者から話を持ち掛けられたと語っており、ほかにも同種の複数の犯罪に関わっているとみられる」(同)

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