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【桜井紀雄が見る劇場型半島】金正男氏「暗殺」を担いながら解体危機? 北朝鮮秘密警察に何が起きているのか

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【桜井紀雄が見る劇場型半島】
金正男氏「暗殺」を担いながら解体危機? 北朝鮮秘密警察に何が起きているのか

マレーシア紙ニュー・ストレーツ・タイムズが掲載した襲われた直後の金正男氏とされる写真(共同) マレーシア紙ニュー・ストレーツ・タイムズが掲載した襲われた直後の金正男氏とされる写真(共同)

 マレーシアで北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏が殺害された事件で、韓国の情報機関は「暗殺グループ」の主要メンバーが北朝鮮の秘密警察、国家保衛省に所属していたとの分析を示した。保衛省は、金委員長の逆鱗に触れ、トップが解任、幹部らが処刑され、解体的危機にあるとされる。そんな組織のメンバーが金正日(ジョンイル)総書記の長男“暗殺”という極秘ミッションを担うことになったのはなぜか-。

「第二の張成沢氏」保衛省トップが解任されたのは…

 マレーシア警察が正男氏殺害に関わったとみる北朝鮮国籍の容疑者8人のうち、4人が保衛省、2人が外務省に所属していた-。これが韓国の情報機関、国家情報院の見立てだ。

 8人は3班に分かれ、保衛省と外務省の1人ずつがベトナム国籍の女被告と実行グループの1つを形成。さらに両省の1人ずつが別チームとしてインドネシア国籍の女被告と行動し、在マレーシア北朝鮮大使館の保衛省駐在官とされるヒョン・グァンソン2等書記官ら残る4人が後方支援に当たったとみている。

 国情院は当初、マレーシアに拠点を持つ北朝鮮の工作機関、偵察総局などが犯行を主導したとの見方を示していた。マレーシア警察の捜査経過を受け、保衛省の要員が主要な役割を果たしたと見方を修正した形だが、「どの組織が犯行を主導したのか」については分析を留保した。

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