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【防衛最前線(112)】ソ連やゴジラを相手にしてきた多連装ロケットシステム 次の相手は、やっぱりあの国?

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【防衛最前線(112)】
ソ連やゴジラを相手にしてきた多連装ロケットシステム 次の相手は、やっぱりあの国?

陸上自衛隊の多連装ロケットシステム(MLRS)(陸自提供) 陸上自衛隊の多連装ロケットシステム(MLRS)(陸自提供)

 20世紀後半の東西冷戦期、日本を含む西側陣営にとって最大の脅威はソビエト連邦(ソ連)だった。陸上自衛隊が採用している多連装ロケットシステム(MLRS)はソ連の大軍を圧倒的な火力で制圧する“切り札”として米軍が開発。ソ連崩壊後も湾岸戦争で活躍したほか、映画やアニメ、小説などの世界でもたびたび登場し、強大な敵と対峙してきた。広範囲を一度に制圧できるクラスター弾の使用が禁止されてからは、精密誘導弾によるピンポイント爆撃に移行し、日本への上陸を図る他国の侵略者を水際で阻止すべく常に待ち構えている。

 MLRSは1971年に米国で開発が始まり、78年に試作車が完成した。日本への配備が始まったのは東西冷戦や湾岸戦争が終わった後の平成6年度以降だが、それまでに米国や欧州諸国などに配備され、ソ連ににらみを利かせてきた。

 MLRSは「移動式ミサイル発射台」に例えることができ、自走式の発射機や部隊を統制する指揮車、弾薬車などで構成される。発射機には6発のミサイルを装填したコンテナを2つ搭載。全弾を撃ち終わった後は、弾薬車からコンテナごと補充する。

 当時のMLRSは、1発のミサイルに複数の子弾を搭載したクラスター弾を使用。何十キロも隔てた遠距離から発射して、広範囲の敵を一度に制圧できた。

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