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【ウワサの現場】JR新小岩駅にホームドア 「最後の切り札」で頻発する自殺を防げるか

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【ウワサの現場】
JR新小岩駅にホームドア 「最後の切り札」で頻発する自殺を防げるか

 “あの日”とは、23年7月12日のこと。午前10時10分ごろ、45歳の女性が通過中の成田空港発大船行きNEXに飛び込んだ。女性ははね飛ばされてホームにいた乗客にぶつかり、売店に突っ込んだ。さらに、売店の割れたガラスの破片が当たるなどし、男女4人が軽傷を負った。この事故は大きく報道され、その後1年足らずでNEXに飛び込むなどの死亡事故が11件も続いた。

 「あの事故で(NEXが)時速100キロ以上でホームを通過することが広まってしまった。自殺の名所として有名になったのも原因ではないか」と話すのは、同駅近くの理髪店に務める30代男性。JR東日本によると、同駅の人身事故は、25年度に5件▽26年度に6件▽27年度に7件と相次ぎ、28年度は2月7日までにすでに7件になる。

あの手この手

 JR側も手をこまねいていたわけではない。

 同駅の総武快速線のホームでは、青い制服を着た警備員4人が警戒。口元にはインカム、腰にはスピーカーを付け、電車が来る度に「黄色い線の内側に下がってください」などと注意を促している。

 ホームの両端には、側面に鏡が取り付けられた柱が並ぶ。「自分の顔を見ると、われに返る可能性があるからです」とJR東日本千葉支社の広報担当者が説明する。

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