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【高橋昌之のとっておき】中国の「アパホテル攻撃」は日本の言論の自由に対する挑戦 歴史問題で不当な圧力に屈してはならない

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【高橋昌之のとっておき】
中国の「アパホテル攻撃」は日本の言論の自由に対する挑戦 歴史問題で不当な圧力に屈してはならない

アパホテルと「本当の日本の歴史 理論近現代史学Ⅱ」 アパホテルと「本当の日本の歴史 理論近現代史学Ⅱ」

 一国の政府が他国の民間の言論にまで批判の矛先を向けるというのは極めて異例なことですが、中国のとった行動はこれにとどまりませんでした。中国国家観光局の張利忠報道官は24日、「中国の観光客に対する公然とした挑発であり、旅行業の基本的なモラルに反する」と述べるとともに、中国内の旅行会社やインターネットの予約サイトに対して、アパホテルのサービスと広告を取り扱わないよう求めたことを明らかにしました。つまり、国家ぐるみでアパグループの営業を妨害する行為に打って出たわけです。

 日本では憲法第21条で言論の自由が保障されています。したがって、公序良俗に反しない限り、誰がどのような本を出版しようが自由であり、その本をホテルの客室に備えることも自由です。客は本を読みたければ読めばいいし、読みたくなければ読まなければいいわけで、これも自由です。中国に非難されるいわれはありません。

 とくに「南京大虐殺」は、歴史学者の間でも諸説が分かれる事実認定が困難な問題です。中国は「30万人以上が虐殺された」としていますが、裏付ける客観的な資料はなく、むしろこれを否定する見解の方が多数を占めています。ちなみに日本政府は「日本軍の南京入城後、非戦闘員の殺害や略奪行為があったことは否定できないと考えている。しかしながら、被害者の具体的な人数については諸説あり、政府としてどれが正しい数かを認定することは困難であると考えている」との立場をとっています。

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