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【経済インサイド】「米国第一主義」に揺れる欧州 対抗策模索で中国と連携するしかない!?

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【経済インサイド】
「米国第一主義」に揺れる欧州 対抗策模索で中国と連携するしかない!?

サインした大統領令を掲げるトランプ氏。相次ぐ大統領令は「米国第一主義」が鮮明だ(AP) サインした大統領令を掲げるトランプ氏。相次ぐ大統領令は「米国第一主義」が鮮明だ(AP)

 トランプ米大統領の欧州に対する“軽視”姿勢で、欧州が揺れている。トランプ氏が掲げる「米国第一」主義が強まれば、欧州も影響は免れない。中国との関係強化による対抗を模索する声も上がっており、国際秩序が流動化しかねない状況で欧州はどこに向かうのか。

 「彼の信念は就任演説で明確になった」。ドイツのメルケル首相は1月20日、こう述べた。同日のトランプ氏の就任演説には国益最優先の姿勢が色濃く反映された。独紙フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)は「挑発」だが、従来の発言を踏まえれば、「驚きではない」と伝えた。

 むしろ欧州で衝撃が広がったのは先立つ16日に独英メディアが報じたインタビューだ。独紙ビルトによると、トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)への疑問を改めて示しただけでなく、英国の欧州連合(EU)離脱を支持し、「さらに加盟国が離脱するだろう」と述べた。

 トランプ氏のEUへの懐疑心は強い。「EUは部分的に貿易で米国に打撃を与えるために創設されたんじゃないのか?」とライバル視し、「EUがばらばらになろうが、団結しようが、どうでもよい」と言い放った。

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