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【衝撃事件の核心】混入させたのは誰だ…「前代未聞」の偽肝炎治療薬問題 手口は意外にずさん?

 薬の値段(薬価)は、患者に処方される際は全国均一の公定価格だが、製薬企業や医療機関、卸業者で取引される際の価格は決まっていない。大量に仕入れれば割引が大きくなるが、小規模の薬局や医療機関は大量に購入するのは難しい。

 そのため、卸業者が間に入り、まとめて手に入れた医薬品を複数の卸業者の間で売買したり、自社で取り扱っていない商品を他の卸から仕入れたりしている。その際は、購入した業者名や取引数などの記録を残す決まりだ。

 製薬業界関係者は「正規ルートでない流通を使って医薬品を入手し、それを薬局に販売する卸業者は多い。その中に海外からの輸入品や偽造品が紛れ込む可能性はある」と話す。

 こうした卸業者は「現金問屋」などと呼ばれ、医療関係者から直接、医薬品を買い取ることもあるとされる。平成26年には、複数の卸大手が医療機関に販売する医薬品や返品された医薬品を現金問屋に横流しして不正な利益を得ていたことが、東京国税局の税務調査で発覚した。

入れ替え容易な包装

 ハーボニーの薬価は1錠約5万5千円と高額で、28錠入りのボトルは1本153万4千円にもなる。やはり1錠約4万2千円と高額なギリアド社の別のC型肝炎治療薬「ソバルディ」では昨年、生活保護受給者が処方された薬を転売する事件も起きている。当時のソバルディの薬価は約6万2千円で、詐取額は500万円以上に上った。

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