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【政界徒然草】官僚に「最も怖い政治家」と恐れられる自民・茂木敏充政調会長 “ポスト安倍”に名前が挙がってこないのはなぜ?

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【政界徒然草】
官僚に「最も怖い政治家」と恐れられる自民・茂木敏充政調会長 “ポスト安倍”に名前が挙がってこないのはなぜ?

昨年の参院選前、党選対委員長として今井絵理子氏(右)の出馬会見に臨む茂木敏充氏。左は山東昭子元参院副議長=平成28年2月9日、東京・永田町の自民党本部(福島範和撮影) 昨年の参院選前、党選対委員長として今井絵理子氏(右)の出馬会見に臨む茂木敏充氏。左は山東昭子元参院副議長=平成28年2月9日、東京・永田町の自民党本部(福島範和撮影)

 自民党の茂木敏充政調会長(61)が“ポスト安倍”に向けた実績づくりに余念がない。ただ、首相官邸との太いパイプと政策実行力を武器に存在感をアピールしている一方、党内ではなかなか、次期首相候補として茂木氏の名前が挙がってこないのも事実。茂木氏は「安倍晋三首相を全力で支える」と強調し周囲をけむに巻くが…。

 茂木氏は党幹部としての実績を着実に積み上げてきた。

 選対委員長だった昨年1月、沖縄県の宜野湾市長選。米軍普天間飛行場(同市)の名護市辺野古移設をめぐり、政府と激しく対立する翁長雄志知事の支援を受けた対立候補を大差で退けた。4月の衆院北海道5区補欠選挙でも、民進党と共産党による野党候補候補の猛追を振り切って議席を死守。政府筋は「アウェーといわれた選挙で連勝し、首相の信頼は高まった」(官邸関係者)と話す。

 7月の参院選では自民、公明両党の与党で改選議席の過半数を確保し、盤石な政権基盤の確立に大きく貢献した。

 昨年8月、政調会長に就任すると官邸の意向を先取りするかのような立ち回りをみせる。選挙制度改革実行本部(本部長・高村正彦副総裁)で決めた党総裁任期の「連続3期9年」への延長をめぐっては、ポスト安倍といわれる岸田文雄外相や石破茂前地方創生担当相、小泉進次郎農林部会長らから異論が噴出した。しかし茂木氏は、先進7カ国(G7)の政党党首の任期制限が日本より緩やかである事実を示したり、各都道府県連から期数制限の撤廃に賛同する旨の“言質”をとるなどして、批判を封印。将来の期数制限撤廃を視野に首相の長期政権への布石を打った。

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