産経ニュース

【国際学習到達度調査】学力世界トップ「シンガポール式算数」に熱視線 文章題を解く「バーモデル」とは…

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【国際学習到達度調査】
学力世界トップ「シンガポール式算数」に熱視線 文章題を解く「バーモデル」とは…

 2015年に実施された国際学習到達度調査(PISA)や国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の結果が相次いで公表され、いずれもシンガポールがトップを独占。好成績の理由は何かに関心が高まっている。教育関係者らは、文章題中心の算数の授業や教授法の改革を強さの要因に挙げる。(社会部 寺田理恵)

ドリルが一時品切れ

 12月6日のPISA結果公表後、シンガポール在住の田嶋麻里江さんが書いた「世界一の学力がつくシンガポール式算数ドリル」(平凡社)が、通信販売サイトで一時的に品切れとなった。インド式算数の本は複数あるが、シンガポール式は珍しいとあって、平凡社にも子育て中の父母らから問い合わせが相次いだ。

 同書によると、シンガポール式の特徴は、文章題を視覚的に捉える解法にある。「バーモデル」と呼ばれ、文章題を棒状の図に落とし込んで読み解く方法だ。公立小学校の算数の授業では、計算問題を繰り返す習慣はあまりなく、授業のほとんどが文章題を解くことに充てられるという。

国際市場で戦える思考力重視

 「シンガポールの算数の文章題では、単に難しいのではなく、思考力を必要とする問題が重視されている」と話すのは、大阪市にある小学生向けの塾「サカモト算数アカデミー」の坂元英雄代表だ。

続きを読む

このニュースの写真

  • 学力世界トップ「シンガポール式算数」に熱視線 文章題を解く「バーモデル」とは…
  • 学力世界トップ「シンガポール式算数」に熱視線 文章題を解く「バーモデル」とは…

「ニュース」のランキング