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【ビジネス解読】史上最悪を2倍超も更新 鳥インフル大国・韓国 「日韓でなぜ違うのか」報道やネットで自国の防疫体制に疑問

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史上最悪を2倍超も更新 鳥インフル大国・韓国 「日韓でなぜ違うのか」報道やネットで自国の防疫体制に疑問

鳥インフルエンザウイルスによる被害拡大を防ぐため、行われた消毒作業=2016年12月16日、韓国・釜山(聯合=共同) 鳥インフルエンザウイルスによる被害拡大を防ぐため、行われた消毒作業=2016年12月16日、韓国・釜山(聯合=共同)

 発症率の高い高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が日韓で猛威をふるっている。日本国内でも昨年11月以降、北海道や青森県、新潟県など5道県で計約106万羽の家禽が殺処分された。だが、韓国の被害はケタが違う。1月3日時点での殺処分は約3003万羽となり、これまでで最悪だった2014年(1400万羽)の2倍超に上った。すでに韓国国内で飼育する採卵用の鶏の3割が処分されたが、感染はいまだ収束する気配もなく、韓国養鶏業の“壊滅”も懸念される事態となっている。韓国農林畜産食品部(省に相当)は、危機警報を最悪レベルの「深刻」に引き上げ対応を急ぐが、同時期の発生にも関わらず、「なぜ日韓でこれほどまでに差が…」と現地メディアからもいぶかしむ声が上がっている。

初動体制に格差

 「拡散を食い止めるには、国民の皆さんの協力が必要だ」

 クリーム色の防災服に身を包んだ韓国の金在水・農林畜産食品相は昨年12月16日に発表した国民向けの談話で、鳥インフルエンザの封じ込めに向け、こう強調した。これに先立ち同部は、災難・安全管理基本法に定めた4段階ある危機警報を最悪レベルの「深刻」に引き上げ、部内に設置した「防疫対策本部」を「中央事故収拾本部」に拡大した。

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