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【衝撃事件の核心】特殊詐欺グループvs警察の仁義なき戦い 「社会の敵」を撲滅せよ…犯罪ツールは次々進化

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【衝撃事件の核心】
特殊詐欺グループvs警察の仁義なき戦い 「社会の敵」を撲滅せよ…犯罪ツールは次々進化

バイク便が詐欺に悪用されることを防ぐため、業者の荷物入れに「STOP オレオレ詐欺」のシールを張る活動も行われた=平成28年12月、東京都千代田区の警視庁 バイク便が詐欺に悪用されることを防ぐため、業者の荷物入れに「STOP オレオレ詐欺」のシールを張る活動も行われた=平成28年12月、東京都千代田区の警視庁

 悪質業者だけでなく、通常の荷物を装って真っ当なバイク便業者に預けさせ、「受け子」にさせる手口も横行している。27年1~11月には78件だったが、28年の同じ時期はその約2・5倍となる195件に急増している。

 警視庁は12月、都内周辺に事業所を持つ23社が加盟する「バイク便協同組合」と詐欺利用を防ぐための覚書を締結した。加盟するバイク便業者は「STOP」と書かれたステッカーをバイクに貼り、高齢者から預かる荷物は、現金ではないか確認するなどの取り組みを始める。

 同組合の千葉剛理事長は「バイク便は決して現金を運ばないということを胸に、詐欺被害の撲滅に向けて取り組んでいきたい」と話している。

 【特殊詐欺】 警察庁によると、「おれおれ詐欺」「架空請求詐欺」「融資保証金詐欺」「還付金詐欺」の4類型に分かれる振り込め詐欺に加え、「金融商品取引名目」「ギャンブル必勝法情報提供名目」「異性との交際あっせん名目」などを含んだ総称。平成26年には被害額が565億5千万円と過去最悪を記録した。警察庁は「治安上の重要課題」と位置づけ、犯行グループの摘発徹底などを全国の警察に指示している。

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