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【衝撃事件の核心】特殊詐欺グループvs警察の仁義なき戦い 「社会の敵」を撲滅せよ…犯罪ツールは次々進化

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【衝撃事件の核心】
特殊詐欺グループvs警察の仁義なき戦い 「社会の敵」を撲滅せよ…犯罪ツールは次々進化

バイク便が詐欺に悪用されることを防ぐため、業者の荷物入れに「STOP オレオレ詐欺」のシールを張る活動も行われた=平成28年12月、東京都千代田区の警視庁 バイク便が詐欺に悪用されることを防ぐため、業者の荷物入れに「STOP オレオレ詐欺」のシールを張る活動も行われた=平成28年12月、東京都千代田区の警視庁

 さらに、携帯電話の中でも、27年に5回線しか確認されなかったMVNOは、28年1~10月で239回線まで増加した。

 捜査幹部は「摘発を強化すれば、摘発されにくい新しい手法に逃れるのが詐欺グループ。29年も捜査の網の手を広げて道具屋の摘発を続ける」と話す。

詐欺専門のバイク便業者も

 一方、詐欺には電話をかける「かけ子」が集まるアジトや、被害者から現金を受け取ってくる「受け子」が必要になる。最近はこうした「インフラ」を提供する専門業者も確認され始めた。

 警視庁捜査2課は28年8月、特殊詐欺グループにアジトを提供したとして、詐欺容疑で不動産会社の実質経営者の男らを逮捕した。男らは10年以上前から、特殊詐欺グループの依頼で嘘の賃借名義人や連帯保証人を用意した上で、アジトとして物件を提供していたという。

 また、捜査2課は11月、受け子を代行していたとして、バイク便の実質経営者の男を詐欺未遂容疑で逮捕した。男は詐取金を運ぶために会社を設立し、25年10月以降少なくとも8件の詐欺に関わったとみられている。

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