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【東京・吉原】日本初「遊郭専門書店」に20~30代女性 リピーターの9割も女性

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【東京・吉原】
日本初「遊郭専門書店」に20~30代女性 リピーターの9割も女性

カストリ書房のロングセラー復刻本『全国遊廓案内』 カストリ書房のロングセラー復刻本『全国遊廓案内』

 日本で最も有名な歓楽街である東京・吉原。江戸の遊郭以来の特色ある歴史を持つこの街に、国内初の遊郭・赤線専門書店が開店し、話題になっている。かつての遊郭跡に建つ店舗には、若い女性客も多く訪れるという。どんな店で、いかなる本を扱っているのだろうか。実際に足を運んでみた。

 吉原の一角に白のれん

 赤線とは、戦後の日本に存在した売春の実質的公認地帯のこと。戦前の公娼制度は占領下で廃止されたが、それまでの遊郭などは特殊飲食店街と名前を変えて昭和33年の売春防止法完全施行まで存続。その営業可能区域は地図上に赤い線で区分されていたので、“赤線”という呼び名が定着した。

 話題の「カストリ書房」は、東京メトロ浅草駅から北に20分ほど歩いた吉原大門の近くに位置する。店名は、戦後の日本で濫造された主に性風俗内容を扱う大衆娯楽誌「カストリ雑誌」が由来。地区のメインストリートである仲之町通りから脇に入った小道に面する店の周囲は、昭和のありし日の雰囲気をそこはかとなく残すものの、基本的には新旧のアパートやマンション、一軒家が混在する静かな住宅街。「カストリ」の4文字が目を引く白いのれんが目印の建物に入ると、店主の渡辺豪さん(39)が出迎えてくれた。

 渡辺さんはもともとIT企業に勤務するかたわら、5年ほど前から趣味として全国の遊郭・赤線跡を探訪、場所の特定や関係者への聞き取りなどを行っていた。「今まで置き去りにされていた分野なので、自分で調べて発見したことが実は今まで誰も書いておらず、定説が覆るようなことが多い。すごく調べがいを感じました」

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