産経ニュース

【トランプ氏ゆかりの地】「トランプ・タワー」と正反対 ドイツの小村に質素な祖父の家があった 「村に来るな」の声も

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【トランプ氏ゆかりの地】
「トランプ・タワー」と正反対 ドイツの小村に質素な祖父の家があった 「村に来るな」の声も

 来年1月20日に就任するトランプ次期米大統領のルーツは、ドイツ南西部の小さな村にある。100年以上前に米国に渡った祖父の出身地、カルシュタット。村では、世界を騒然とさせた「ゆかりの人物」の大出世に、喜びと戸惑いの表情が交錯していた。(カルシュタット 宮下日出男、写真も)

 人口約1200人のカルシュタット村の一角にある一軒家。窓が小さく、白い壁の質素な造りだ。茶色の瓦で覆われた三角屋根は少したわんでいた。トランプ氏の祖父、フリードリヒ氏がかつて過ごした家屋は、トランプ氏が居宅を構える「トランプ・タワー」とは対照的な印象を与える。

 家には今、一族と関係のない人が暮らす。だが、米大統領選でトランプ氏が注目されると、欧米メディアが殺到。米国人観光客も訪れるようになった。「博物館になっていないの」とも聞かれたという。「家の住人は静かに暮らしたがっている」。周辺住民によると、家屋は売り出し中だ。

 フリードリヒ氏は村が貧しかった1885年、10代で渡米した。ゴールドラッシュの時代に金採掘労働者向けの飲食店を経営し、その資金を元手にニューヨークに不動産を購入。これが後の事業の礎になったといわれる。

 村にはトランプ氏と遠戚関係にある住民は少なくない。村出身の女性監督が村のPRのため2年前に制作した映画にはトランプ氏も登場し、「カルシュタットを愛している」と語った。

続きを読む

このニュースの写真

  • 「トランプ・タワー」と正反対 ドイツの小村に質素な祖父の家があった 「村に来るな」の声も
  • 「トランプ・タワー」と正反対 ドイツの小村に質素な祖父の家があった 「村に来るな」の声も

「ニュース」のランキング