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【経済インサイド】「gumiショック」が響いた?日本国内の新規上場7年ぶり減少のワケ

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【経済インサイド】
「gumiショック」が響いた?日本国内の新規上場7年ぶり減少のワケ

 平成28年は、国内で新規上場する企業数がリーマン・ショック後の21年以来7年ぶりに減少に転じることが確実になった。前年実績より12社少ない86社となる見込みだ。年初の株価急落や6月の英国の欧州連合(EU)離脱決定などで日本の株式市場が波乱含みとなったことに加え、取引所や証券会社による上場審査が厳しくなったことが背景にあるようだ。証券業界は「良い企業をたくさん新規上場させる」ことの難しさに直面している。

「やっとスタートラインに立てた…」

 12月8日。新築マンションの企画や開発、販売を手掛けるグッドコムアセット(東京都新宿区)が、東京証券取引所のジャスダック市場に新規上場した。初値は2582円と、売り出し価格の1950円を32%上回った。この日の終値は2270円だった。17年の設立から11年を経ての上場実現に、長嶋義和社長は「会社設立時から上場を目指していた。やっとスタートラインに立てた」と表情をほころばせた。

 同社を含め、国内で28年に新規上場する企業数は86社となりそうだ。取引所別では東証が84社、名古屋証券取引所が2社。東証の84社のうち、大企業向けの1部と中堅企業向けの2部が計13社、新興企業向けのマザーズとジャスダックがそれぞれ54社と14社、機関投資家など向けのプロマーケットが3社だ。

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