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【国際情勢分析】「クリントン氏は悪魔崇拝者」「オバマ氏はケニア生まれ」… 米国政治を脅かす「フェイク・ニュース」の激流

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【国際情勢分析】
「クリントン氏は悪魔崇拝者」「オバマ氏はケニア生まれ」… 米国政治を脅かす「フェイク・ニュース」の激流

根拠のない「フェイク・ニュース」を表示したパソコンのモニター。偽記事が米国政治を揺るがしている(AP) 根拠のない「フェイク・ニュース」を表示したパソコンのモニター。偽記事が米国政治を揺るがしている(AP)

 米大統領選を通じ、嘘の情報を記事にした「フェイク・ニュース(偽記事)」が大量にあふれたことに危機感を募らせる声が米国内外で高まっている。

 偽記事は、多くが民主党候補だったヒラリー・クリントン前国務長官(69)を狙ったものだったことが特徴だ。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のツイッター、自由にメッセージを書き込める掲示板「4chan」などで広がった。

 「(今回の)大統領選から学ぶべきことは、偽記事が勢いを得、民主主義を損なっていることだ」。こう批判した米紙ニューヨーク・タイムズ(11月12日、電子版)は、「(オバマ大統領について)ケニア生まれのイスラム教徒の大統領が3期目を狙っていた」「クリントン氏は悪魔崇拝者で、国際的な児童奴隷、小児性愛者の組織の中心だ」「チェルシーさん(クリントン氏の娘)は、ビル・クリントン氏との娘ではない」といった偽記事の例を挙げた。他にも、「ローマ法王がドナルド・トランプ氏を支持」といったものもあり、いずれも根拠がない。

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