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【金融不全 変われぬ銀行(4)】認知症高齢者に6千万円投信売りつけた銀行 「信頼」の看板逆手にあくどい契約横行、モラルはどこへ?

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【金融不全 変われぬ銀行(4)】
認知症高齢者に6千万円投信売りつけた銀行 「信頼」の看板逆手にあくどい契約横行、モラルはどこへ?

 ようやく、である。3月にソフトウエア開発のジャストシステムが行った調査(20~50代の男女800人対象)では、銀行の営業時間を不満に感じる利用者が75・4%にも上っていた。

 実は、規則改正前から条件付きで営業時間の延長は可能だった。一部の銀行は夜間営業を始めている。近年台頭が著しいネット銀行は24時間営業が一般的だ。

 「銀行の経営環境が悪化する中、多様化する顧客ニーズに対応しなければ生き残れない時代だ」。第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは指摘する。

 旧態依然とした経営では、社会から見捨てられるだろう。大阪市内の銀行で働く20代の男性行員は自問する。「いまは10年後の自分の姿を想像することができない。ただ、世の中に恥じない仕事をしていたい」

                   

 この連載は荒船清太、飯田耕司、高橋天地、玉崎栄次、田村龍彦、中井なつみ、永田岳彦、西村利也、橋本昌宗、松浦肇、油原聡子、米沢文が担当しました。

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