産経ニュース

【金融不全 変われぬ銀行(4)】認知症高齢者に6千万円投信売りつけた銀行 「信頼」の看板逆手にあくどい契約横行、モラルはどこへ?

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【金融不全 変われぬ銀行(4)】
認知症高齢者に6千万円投信売りつけた銀行 「信頼」の看板逆手にあくどい契約横行、モラルはどこへ?

                   

 「多くの銀行で育休中の女性が住宅ローンを借り入れるのは困難だ」。マンション購入に詳しいファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんは説明する。

 本人が望んでも子供の預け先が確保できず復職できないことを銀行は恐れる。「どんなに可能性が小さくてもリスクはリスク」。ある銀行員は本音を明かす。

 しかし、国が女性の活躍を推進し、共働き世帯が増える中、時代に歩調を合わせる銀行もある。埼玉県を中心に展開する武蔵野銀行(さいたま市)は、昨年から産休・育休中であっても住宅ローンを組めるようにした。担当者は「復職したい意志があるからこそ退職ではなく育休を取得している。支えたい」と語る。

 地域に根ざした信用金庫は高齢化社会にふさわしい役割を果たしている。1人暮らしの高齢者の買い物を助けたり、ヨガ教室など地域住民の憩いの場として店舗を開放したり。ある信金職員はいう。「顧客から信頼されなければ、金融機関は立ちゆかなくなる」

                   

 9月下旬、明治時代から続いてきた銀行の商慣習が崩れた。金融庁が、銀行法の施行規則を改正、「午前9時から午後3時まで」の窓口営業時間の実質自由化に踏み切ったのだ。

続きを読む

このニュースの写真

  • 認知症高齢者に6千万円投信売りつけた銀行 「信頼」の看板逆手にあくどい契約横行、モラルはどこへ?

「ニュース」のランキング