産経ニュース

【経済インサイド】台湾に超ド級 高額マンション 二重らせん構造で幻の新国立競技場ほうふつとさせる「アンビルド建築」

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【経済インサイド】
台湾に超ド級 高額マンション 二重らせん構造で幻の新国立競技場ほうふつとさせる「アンビルド建築」

建物はまるで、DNAの二重らせん構造 建物はまるで、DNAの二重らせん構造

 玄関だけで小ぶりの3LDKのマンションに相当する20坪(約66平方メートル)。居住部の広さは180坪(約600平方メートル)で1戸当たり5台分の駐車場を確保し、外観はDNAの二重らせんのような構造…。日本では100%企画が不可能と思われるマンションの施工が、準大手ゼネコン(総合建設会社)の熊谷組によって台湾・台北市で行われている。

 気になるのは販売価格だ。日本の場合、10億円を超えると超高額マンションとして注目を集める。それに比べ台北のマンションは割高とはいえ、この物件は格が違いすぎる。現地メディアによると、内装工事を除いた販売価格は日本円で50億~80億円に達するという報道も。すべてにおいて規格外の物件だ。

バルコニーに庭園

 注目の超高級マンションは熊谷組の全額出資子会社、華熊営造(台北市)が施工を進める「陶朱隠園」(タオヂュインユェン)。日本で例えると東京都港区の高級住宅街のような地域で、「日本なら3本のタワーマンションが建つ」ほどの面積の敷地に、1棟のマンションの工事が行われている。バルコニーに庭園を配置し植栽するため、完成後は都市の“森の家”のような雰囲気を醸し出すことになる。

 発注者は現地のデベロッパーである中華工程。同社を傘下に収める大手企業グループ、威京總部(ウェイチンゾンプー)集団を一代で築きあげた沈慶京主席は、「多大なコストを要したとしても、環境負荷の引き下げにつながる象徴的な建物を世に出したい」という思いを込めて発注した。11月16日に行われた上棟式も、現地の常識とはかけ離れていた。台湾では爆竹が鳴らされるが、今回は建物のコンセプトを踏まえ植樹が執り行われるなど、華やかな中にも粛々とした演出が施された。

続きを読む

このニュースの写真

  • 台湾に超ド級 高額マンション 二重らせん構造で幻の新国立競技場ほうふつとさせる「アンビルド建築」
  • 台湾に超ド級 高額マンション 二重らせん構造で幻の新国立競技場ほうふつとさせる「アンビルド建築」
  • 台湾に超ド級 高額マンション 二重らせん構造で幻の新国立競技場ほうふつとさせる「アンビルド建築」

「ニュース」のランキング