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【入門・日米戦争どっちが悪い(2)】先住民追い出し太平洋に出た米国 「明白な運命」と略奪正当化

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【入門・日米戦争どっちが悪い(2)】
先住民追い出し太平洋に出た米国 「明白な運命」と略奪正当化

米中西部ノースダコタ州での石油パイプライン建設計画反対運動に参加するインディアンの部族のリーダー=4日(ロイター) 米中西部ノースダコタ州での石油パイプライン建設計画反対運動に参加するインディアンの部族のリーダー=4日(ロイター)

 同じ年、スペインの植民地だったカリブ海のキューバに停泊していた米国の軍艦メイン号が爆発して約260人の乗組員が犠牲になる事故が起きました。米国はこれをスペインの仕業と決め付け、「リメンバー・ザ・メイン」を叫んでスペインに戦争を仕掛けました(米西戦争)。その結果、スペインからカリブ海のプエルトリコのほか太平洋のフィリピン、グアム島を奪いました。「リメンバー○○」で戦意を高揚させるのが米国の常套手段です。

 フィリピンを攻めるとき、米国は独立運動のリーダー、エミリオ・アギナルドに「スペインを追い出すから協力してほしい。追い出したら独立させる」と言って協力させましたが、約束を破って併合を宣言し、20万人とも60万人ともいわれるフィリピン人を殺しました(米比戦争)。

 太平洋の次に狙ったのは中国大陸でした。

=つづく

(地方部編集委員 渡辺浩)

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