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【入門・日米戦争どっちが悪い(1)】片手に十字架、片手に鉄砲 侵略と虐殺繰り返した西欧白人国家

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【入門・日米戦争どっちが悪い(1)】
片手に十字架、片手に鉄砲 侵略と虐殺繰り返した西欧白人国家

真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊するアリゾナ記念館。日米開戦から75周年を迎える=米ハワイ州(AP) 真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊するアリゾナ記念館。日米開戦から75周年を迎える=米ハワイ州(AP)

 先住民を殺し黒人奴隷を輸入

 16世紀にスペインとポルトガル、17世紀にオランダ、18、19世紀に英国が主に支配を広げ、先住民は殺されたり白人が持ってきた伝染病にかかったりして人口が減りました。中南米のほかアジアやアフリカのほとんどの国が白人国家が支配する植民地になりました。

 かつて世界地図には、あらゆる場所に(ア)とか(イ)とか(ポ)(フ)という記号がありました。米国や英国、ポルトガル、フランスのものという意味です。アフリカ大陸などはほとんど白人国家の植民地でした。

 そこでどのようなことが行われたのか、作家の深田祐介さんがベルギーによるアフリカ・コンゴ支配とオランダによるインドネシア支配について書いた文章を紹介します。

       

 ベルギーのレオポルド国王は天然ゴムの収穫にほとんど狂い、コンゴ川川上の先住民に、天然ゴムの樹液採取のノルマを課した。そしてノルマを果たせなかった先住民については、監督の先住民に手首から先を罰として切断させた。

 このため、天然ゴムの樹液を運んで下ってくる船はそれぞれ船首に戦利品のように、大小さまざまの手首を吊り下げ、無数の手袋のように手のひらをはためかせて通過して行った、といわれる。

 そして川上の森のなかでは、手を失った多数の先住民が何の薬も手当ても受けられず、のたうちまわって苦しんでいたのだ。そしてオランダがインドネシアで行った人権無視の圧制もこのベルギーのレオポルド国王といい勝負である。

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