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【スクリーン雑記帖】「この世界の片隅に」をめぐる“国旗”論争 政治的意味合いを回避したあるセリフとは

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【スクリーン雑記帖】
「この世界の片隅に」をめぐる“国旗”論争 政治的意味合いを回避したあるセリフとは

アーティストタイプという共通点でヒロイン・北條すずと演じた「のん」とが重なる「この世界の片隅に」 アーティストタイプという共通点でヒロイン・北條すずと演じた「のん」とが重なる「この世界の片隅に」

 映画は後半、日本海軍の拠点だった呉が何度も米軍の空襲を受け、すずが庭先から毎日眺めていた軍艦が炎を上げる。そして20年の夏。映画では広島に原爆が落とされたことが暗示され、玉音放送を聞いたすずが激高する。

 ここで一瞬、町なかに韓国国旗の太極旗のような旗が掲げられるカットがあるのが気になった。原作を読んでみると、同じような旗が立っている一コマがある。実はいま、この旗をめぐってネット上で論争が起きている。

 旗の意味について、ネットでは「現地に住んでいた朝鮮人が、ついに植民地支配から解放されるという意味でかかげたもの」という意見もある。原作の漫画にも旗の描写の直後、すずが「暴力で従えとったいう事か。じゃけえ暴力に屈するいう事かね。それがこの国の正体かね」というセリフが書かれている。

 ところが映画では「暴力で従えとった」の部分が省かれていた。逆に、原作にはないセリフとして「海の向こうから来たお米…大豆…そんなもんでできとるんじゃなあ、うちは」が追加されていた。

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