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【経済インサイド】大手スーパー、コンビニが参入する「買い物弱者700万人」市場…移動スーパー全国に拡大

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【経済インサイド】
大手スーパー、コンビニが参入する「買い物弱者700万人」市場…移動スーパー全国に拡大

イオンは17日から千葉市花見川区で移動販売をスタートさせた(イオン提供) イオンは17日から千葉市花見川区で移動販売をスタートさせた(イオン提供)

 過疎地や郊外に住む高齢者が普段の買い物に困る「買い物弱者」の増加で、移動スーパーが全国で拡大している。食料品や日用品を専用車両に積み込む移動販売は決まった日時に巡回し、地域の見守り役も担っている。高齢化が進む国内では、さらに移動販売の需要が高まるとみられ、スーパーやコンビニエンスストア大手も台数を増やし、事業を拡大している。

 雨が降りしきる中、日本有数の高齢化団地がある東京都板橋区高島平で11日、移動スーパー「とくし丸」の出発式が行われ、14日から移動販売をスタートした。板橋区の坂本健区長は11日の出発式で「高島平の高齢化は大きな課題で、安心して暮らせる地域にしたい」とあいさつした。

 昭和47年から入居が始まった高島平団地は65歳以上の高齢者比率が4割超を占める。板橋区全体では2割程度だが、高島平団地は2倍以上あり、単身世帯が多いのも特長だ。以前は近くに個人商店がいくつもあったが、大型スーパーに顧客を奪われ、「商店街もなくなった」(高島町会の広瀬佐平会長)。車を持っていない高齢者は、遠くのスーパーまで、わざわざタクシーを利用するか、歩いて買い物に行かなければならないのが実情だ。

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