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【困ったニャン騒動】山梨県庁が猫の新名所に 猫ファンVS近隣住民 知事は「共生」表明

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【困ったニャン騒動】
山梨県庁が猫の新名所に 猫ファンVS近隣住民 知事は「共生」表明

山梨県庁に集まる野良猫。後ろは県議会議事堂 山梨県庁に集まる野良猫。後ろは県議会議事堂

 近くで果物店を営む女性(62)は、「猫たちは人気者。電車通勤の途中に毎日訪ねるという熱心なファンもいる。まちの好感度アップにも貢献しているのでは」と話す。

 猫の居場所は、県庁内にも広がっている。

 県は、県庁内を「オープンガーデンやまなし」として整備し、4月から一般開放している。このうち、周囲をきれいに植栽し、芝生を敷き詰めた内庭にも猫たちが集まっている。

 JR甲府駅から中心市街地へと、県民や観光客を誘導したい県だが、一般県民の認知度は今ひとつ。対照的に、芝生でのんびり寝転ぶ野良猫にとって、オープンガーデンは誰にも邪魔されない“楽園”となっているようだ。ベンチで食事中におにぎりなどを与える人もいるという。

  係留義務なく困惑

 こうした状況に県庁は困惑している。庁舎管理を担当する財産管理課は「芝生や植木を荒らすし、ふん尿の問題もあり、県庁のオープン化の妨げになる。早くいなくなってほしいというのが本音」と話す。去勢手術をしていない野良猫の繁殖や近隣の飲食店からの苦情も深刻な問題だという。

 野良犬に関しては、狂犬病予防法で行政に係留(くさりなどでつなぐ)義務があるが、野良猫にはない。このため、県も「行政の権限で捕まえられない」(衛生薬務課)という。

 このため、県は4月、議事堂前に「エサを与えないで」という張り紙を掲げた。餌を与えるなら、飼い主として責任を持って育ててほしいというわけだ。だが、餌やりは半年後の今も続いている。県は現場を見つけたら、口頭でも注意したいとしている。

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