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【映画深層】陣内孝則が「当たったことがない」オムニバス映画にあえて挑戦! 『幸福のアリバイ~picture~』

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【映画深層】
陣内孝則が「当たったことがない」オムニバス映画にあえて挑戦! 『幸福のアリバイ~picture~』

映画「幸福のアリバイ~Picture~」を手がけた陣内孝則監督=10月7日、東京都港区(藤井克郎撮影) 映画「幸福のアリバイ~Picture~」を手がけた陣内孝則監督=10月7日、東京都港区(藤井克郎撮影)

 意外に思う人がいるかもしれないが、ミュージシャンとしても知られる俳優の陣内孝則(58)は、映画監督としてこれまで2本の長編を手がけている。3作目となる最新作は、11月18日公開の「幸福のアリバイ~picture~」だが、今回は果敢にも当たったことがないといわれるオムニバス映画に挑戦した。「みなさんから興行的にどうなのかといわれたが、当たったことがないから面白いんじゃないかという考え方もありますからね」と、陣内監督はどこまでも前向きだ。(藤井克郎)

写真好きに見る人間喜劇

 タイトルに「picture」とあるように、この映画は写真を素材に人生の節目におけるさまざまな人間模様を描いている。例えば第1話の「葬式」は、故人が残した遺言をめぐって親族や関係者が葬儀の席で大騒動を繰り広げるというコメディーで、写真をモチーフにした抱腹絶倒のギャグが次々と繰り出される。かと思うと、第3話の「成人」や第4話の「出産」では、家族の機微、愛情をしっとりと映し出す。第2話の「見合い」で大げんかしたカップルが、第5話の「結婚」で偶然に出くわすといった仕掛けも楽しい。

 「日本人って何でこんなに写真が好きなんだろうと思ったのが最初です。何かというとすぐ写真、写真というのが僕はいやでね。何で写真を撮りたがるのかなと思ったとき、あれはきっとアリバイづくりじゃないかと気付いた。私は彼と一緒にいたとか、このとき私は幸せだったとかって。そこに垣間見える人間喜劇って面白いんじゃないか。例えば誕生のときの写真であったり、葬式の遺影であったり、七五三、見合い、結婚とか、何かそういうものをテーマにしたものができないかと思ったんです」と陣内監督は語る。

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