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【赤ちゃんリスク】マットレスに顔埋まり、布団が首に巻き付き…5年で就寝中の窒息死160件

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【赤ちゃんリスク】
マットレスに顔埋まり、布団が首に巻き付き…5年で就寝中の窒息死160件

 最も多かったのは、顔がマットレスなどに埋まるケースで33件。他には、掛け布団などが顔に掛かったり、首に巻き付いたりする(17件)、ベッドと壁の間などに挟まれる(13件)、ベッドから転落する(7件)、家族の体の一部に圧迫される(5件)、ベッド上の衣類やクッションなどで顔を覆われる(4件)。残る81件は原因を特定できなかった。

 結果を受け、同庁はベビーベッドを使用することや、顔が埋もれない固い敷布団や枕、子どもが払いのけやすい軽い掛け布団を使うこと、あおむけに寝かせることなど、注意を呼びかけている。

うつぶせ寝避け、あおむけ寝を推奨

 厚労省によると、妊娠時に自治体から妊婦に配られる母子手帳には、乳児の窒息事故を防ぐため、柔らかい枕や布団の使用を避けるよう明記。乳幼児突然死症候群(SIDS)の防止のためにも、うつぶせ寝は避け、あおむけで寝かせることが推奨されている。

 乳幼児健診で、窒息事故に関する指導をする自治体は多い。同省によると、平成25年度の3~4カ月健診で、窒息事故を含む事故防止の指導をした市町村の割合は56・8%に上った。

 ただ、あおむけに寝かせた後も注意は必要だ。帝京大大学院の高橋謙造准教授(母子保健学)によると、うつぶせ寝は肺に負担がかかりにくく、呼吸がしやすいため、寝返りができるようになった乳児は本能的にうつぶせを好むことがあるという。

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