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【野口裕之の軍事情勢】「南シナ海の2000年間支配」に「抗日戦勝利」 虚言国家・中国が自滅を避けられぬワケ

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【野口裕之の軍事情勢】
「南シナ海の2000年間支配」に「抗日戦勝利」 虚言国家・中国が自滅を避けられぬワケ

 主権を半ば外国に奪われ、国土を蹂躙された歴史を抱えながら、2千年もの長きにわたり350万平方キロ近い「自国の海」を有すると主張する、うさん臭い国家が存在する。

 《中華人民共和国》

 習近平・国家主席は2014年12月、南京大虐殺記念館での記念式典において、以下の談話を発表した。

 「抗日戦争に勝利し、中華民族は外国の侵略に対し不屈に抵抗する『叙事詩』を書いた。近代以降、中国が外国の侵略に遭ってきた民族の『屈辱を徹底的に洗い流した』。中華民族としての自信と誇りを著しく増大させた。中国共産党は、民族復興を実現するという正しい道を切り開くべく重要な土台を創造した」

 「中国共産党が『恥辱の世紀』に終止符を打った」

 気取り過ぎて、まどろっこしいだけでなく、「叙事詩」と表現する割に歴史を粉飾・捏造し、屈辱ではなく「史実を徹底的に洗い流した」。だから、談話は分かり難いことこの上ない。過去の経緯・発言に照らし、習国家主席はこう言いたいのだろう。

 「古い文明を持つ中国だが、数世紀の間、先進的技術を備えた西洋に圧倒され、特にアヘン戦争敗戦以降は、半ば植民地化された。不安定な国情は日本が仕掛けた侵略戦争で極に達し、世界のどの国も体験しえなかった1世紀を迎えた。戦争→領土割譲→革命…。相次ぐ混乱に終止符を打ったのは中国共産党だった。1949年の中華人民共和国建国で『恥辱の世紀』は終わりを告げ、中華民族の再興劇が始まったのだ」

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