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【ビジネス解読】サムスン発火に続いて現代自動車は欠陥隠し…韓国、財閥経営の限界が露呈した

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【ビジネス解読】
サムスン発火に続いて現代自動車は欠陥隠し…韓国、財閥経営の限界が露呈した

現代自動車では欠陥隠し疑惑が浮上している(AP) 現代自動車では欠陥隠し疑惑が浮上している(AP)

 朝鮮日報によると、調査に乗り出した国土交通部は、エンジンが止まる現象やエンジンの騒音、振動といった欠陥が実際に確認されれば、該当する車種に対しリコールを実施する方針。現代自がこうした欠陥を把握しながらもリコールを行っていなかったことが判明すれば再び告発する可能性があるという。

 一連の現代自の欠陥隠し疑惑は、米国での集団訴訟が和解したこともあり、韓国の国内ニュースとして、大々的なサムスン電子のスマホ問題の報道の陰に隠れてしまっている。だが、命への危険も考えれば、むしろこちらの問題の方が重大かもしれない。もちろん国土交通部の今後の調査で、意図的な欠陥隠しの事実は認定されない可能性もある。ただ、この間の内部告発報道や消費者反応を考えれば、現代自の品質管理が大きな問題を抱えていることはおそらく間違いないだろう。

 思い出してほしい。同社は2012年にも燃費の水増し問題で米国やカナダで大規模な集団訴訟を起こされ、品質よりも販売の上積みを優先するかのような営業偏重の姿勢が厳しい批判を浴びた。当時も、燃費の不正表示は意図的なものではないとし、多額の補償で決着を図った。

 足元で噴出している欠陥隠し疑惑はまるでその時と同じ。現代自グループのカリスマ経営者、鄭夢九会長が品質強化を叫んでも、同社の企業体質は以前と変わってないということだろう。

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